レポート

学習指導の中心となるのは、学校から年4回配布されるレポート課題です。自分のペースで、好きな時間に取り組めるので、空いた時間を有効に活用することができます。

1. レポート配布

前期2回・後期2回と、1年で4回レポートが配布されます。1回分のレポートの平均枚数は約20枚です(1科目あたり約3枚)。

2. レポート作成

スクーリングで受ける担当教官の解説や、教科書・学習指導書などを参考にして、締切日までにレポートを完成させます。 出題内容は基礎的なものが中心ですので、計画的に取り組めば無理なくこなせます。 なお、レポート作成時の注意点は以下のとおりです。

ペンは使わない
(重要部分の色ペン記入・マーカー等を除き、)レポート作成時に使用できるのは鉛筆・シャープペンシルのみです。
記名はしっかりと
学籍番号や氏名の書かれていないレポートは受理しません。
読みやすい字を書く
字が読みにくいレポートは、減点の対象となる可能性があります。
6割以上解答する
解答欄に空白の目立つレポートは受理しません。
自力で作成する
他の生徒のレポートを写す行為や、本人以外による代筆が判明した場合は、レポートを再作成してもらいます。

3. レポート提出

登校時に提出できない場合は、郵送で提出します。締切日時を過ぎると「遅刻レポート」として扱われ、評価が下がるため注意が必要です。

4. 添削指導

提出された答案は、約1週間の添削期間中に担当教官によって添削されます。

5. レポート返却

添削指導をもとに復習し、知識を定着させます。レポートの合格点は60点以上です。 不合格の場合は、合格するまでレポートを再提出することが求められます。

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スクーリング

担当教官が生徒のレポートの理解不足を補い、学習方法を指導する場がスクーリングです。 時間割は履修登録(=新年度の前、または入学時に、どの科目の単位をとるか決める作業)の際、チューターと相談しながら組んでいきます。

★各会場の住所は、こちらの地図でご確認ください → Googleマップ
★入学時期によって、スクーリング回数が月2~3回を超える場合があります
★片道50km以上の電車通学をする生徒に対し、回数券購入費の一部を本校で補助します。

酒田スクーリング 会場一覧

スクーリングや活動の種類によって、使用する会場が異なります。

酒田南高等学校

本校(4号館5階)
■登校日 月2回[日曜日]
■定期的なスクーリングの会場として、おもに庄内地区や最上地区、秋田県南地区在住の生徒が集います。
本校(4号館5階)
■登校日 本校指定日[平日]
■補完スクーリング(=欠席者・転入生向け)、酒田学習日(=キャリア科目のスクーリング)の会場です。自学の場としても利用できます。
酒田調理師
専門学校
■登校日 年2回(履修者のみ)
■学校設定科目「基礎調理」「応用調理」の実習会場です。講師の指導のもと、専門学校ならではの本格的な調理器具や設備を利用できます。

酒田南高 本校 酒田調理師専門学校

出張スクーリング

村山・最上地区の公共施設を会場に、スクーリングを実施します。

※施設の関係上、出張スクーリングでは実施できない授業や実習があります
村山・置賜地区にお住まいの方は、こちらの項目もご確認ください。

山形スク
■会 場 山形県総合運動公園
■登校日 月2回[おもに火曜日]
■村山地区や置賜地区の生徒を対象に、定期的なスクーリングや単位認定試験を実施します。
山形学習日
■会 場 山形県総合運動公園
■登校日 月1回[木曜日]
■キャリア科目のスクーリング、補完スクーリング、個別指導(要事前連絡)の場となります。
新庄スク
■会 場 わくわく新庄
■登校日 年間 最大6回[火曜日]
■最上地区の生徒を対象に、定期的なスクーリングの一部を新庄市内で実施します。

山形スク 山形学習日 新庄スク

各地区スクーリング日課表

・遅くとも授業開始10分前には会場に到着し、授業教室や配布物・提出物の確認をします。
・空き時間ができたときは、控室や休憩スペースで待機します(外出も可能ですが、 次の授業に遅刻しないよう注意が必要です。また、貴重品の管理は各自で行うようにしましょう)。

酒田スク
山形スク
新庄スク
1
10:00~10:45
10:20~11:05
09:15~10:00
2
10:55~11:40
11:15~12:00
10:10~10:55
3
11:50~12:35
12:10~12:55
11:05~11:50
4
13:15~14:00
13:40~14:25
13:10~13:55
5
14:10~14:55
14:35~15:20
14:05~14:50
6
15:05~15:50
15:30~16:15
15:00~15:45

補完の対象となる行為

補完必須
欠 席
以下の行為についても、欠席扱いとなります
× 10分を超える遅刻・早退
× 体育実技でのジャージ・内履きの不備(見学者も含む)
2回累積で
補完対象
遅 刻
授業開始後10分以内であれば、各担当教官の判断のもと、遅刻を認めます
早 退
体調不良などやむを得ない場合、授業終了前10分以内の早退を認めます
態度不良
教科書・レポートなどの不備/授業中の私語・居眠り など

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単位認定試験

単位を修得するためには、レポート提出やスクーリングの出席に関する規定を満たすだけでなく、前期と後期、 それぞれの終わりに行われる「単位認定試験」に合格しなければなりません。試験はレポートの内容を中心に出題します。

 
A 本試験
B 追認試験
C 再試験
対象者
受験者全員
Aの欠席者
AやBの結果、評点30点未満の者
A・Bともに欠席した者
会 場
和順館高等学校
山形県総合運動公園
和順館高等学校
和順館高等学校
実施日
平日2日間
平日1日
平日1日
評 価
通常
試験得点は80%換算
最終的な評点は30点(=評定2)
別室受験
酒田のみ可
試験料
1科目あたり1,000円

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卒業に必要な条件

以下の条件1~3のいずれも、前籍校で修得した単位や年数を引き継ぐことができます。

1. 74単位以上を修得すること

本校で1年間のうちに履修できる単位数は、10単位以上 30単位以内です。 本校の設置科目については教育課程表(PDFファイル) をご確認ください。

2. 特別活動に30単位時間以上参加すること

入学式や卒業式などの式典、LHR、生徒交流会などの学校行事は「特別活動」と呼ばれています。 在学期間を通して、卒業までに30単位時間以上の参加が必要です。年間を通してさまざまな活動がありますので ( 本校公式twitter で随時報告中)、 先生や生徒同士の交流を深める機会として積極的に参加してください。

3. 高校在籍期間が3年以上であること

本校での最短在籍期間は6ヶ月、最長在籍期間は6年間です(休学期間を含む)。

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